【5月4日 AFP】22-23スペイン1部リーグは3日、第33節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)の活躍などでカディス(Cadiz CF)に5-1で大勝し、レアル・マドリード(Real Madrid)を抜いて2位に浮上した。

 グリーズマンは開始2分で先制点を挙げると、27分に追加点を入れた。グリーズマンは最近絶好調で、これで今季リーグ戦13ゴール、12アシストとしている。

 グリーズマンの2ゴールで楽になったアトレティコは、49分にアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)が3点目を加えると、57分にはヤニック・フェレイラ・カラスコ(Yannick Ferreira Carrasco)がPKで4点目を奪った。その後1点を返されたが、直後にナウエル・モリーナ(Nahuel Molina)がダメ押しの5点目を決めた。

 レアルを勝ち点1差で上回ったアトレティコだが、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)とは13ポイント差。バルセロナはあと2ポイント獲得すれば優勝が決まる状態となっている。

 5位ビジャレアル(Villarreal CF)は残留争いをしているバレンシア(Valencia CF)と1-1でドロー。前日にレアルを破った4位レアル・ソシエダ(Real Sociedad)との差は7ポイントに広がり、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場が遠のいた。

 一方のバレンシアは17位で変わらないが、セルタ(Celta de Vigo)に1-0で勝利した18位ヘタフェ(Getafe CF)に勝ち点で並ばれた。(c)AFP