【4月24日 AFP】22-23スペイン1部リーグは23日、第30節の試合が行われ、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)は1-0でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に勝利し、2018-19シーズン以来となるリーグ優勝へ大きく前進した。

 2試合連続でスコアレスドローに終わり、前日勝利した2位レアル・マドリード(Real Madrid)に暫定で勝ち点差を縮められていたバルセロナだが、前半のフェラン・トーレス(Ferran Torres)の得点により、残り8試合でレアルとの勝ち点11差を維持した。

 現在最も好調の3位アトレティコをホームに迎えたバルセロナは、44分にトーレスがペナルティーエリア端から低い弾道のシュートを決めて先制した。

 後半はお互いに得点チャンスを作ったが、バルセロナは守護神マルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)がアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)の同点を狙ったシュートを防ぐなど、リードを守り切って今季リーグ戦23回目のクリーンシートを達成し、アトレティコに1月の前回対戦以来となる土を付けた。

 ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を撃破したばかりのセビージャFC(Sevilla FC)は、ユセフ・エン・ネシリ(Youssef En-Nesyri)が後半アディショナルタイムに決勝のヘディングシュートを決め、上位ビジャレアル(Villarreal CF)に2-1で競り勝った。

 バレンシア(Valencia CF)は敵地で最下位エルチェ(Elche CF)に2-0で快勝したが、17位アルメリア(UD Almeria)との直接対決の戦績で下回っているため、降格圏の18位にとどまっている。(c)AFP