【4月23日 AFP】22-23スペイン1部リーグは22日、第30節の試合が行われ、2位レアル・マドリード(Real Madrid)は2-0でセルタ(Celta de Vigo)に勝利。首位FCバルセロナ(FC Barcelona)との勝ち点差を暫定で8ポイントに縮めた。

 バルセロナが23日にアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦を控える中、マルコ・アセンシオ(Marco Asensio)とエデル・ミリトン(Eder Militao)がゴール決め、レアルはバルセロナにプレッシャーをかけることに成功した。逆転優勝の可能性はほとんどないが、カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、いい流れを保つためにもリーグ戦で勝ち続けることが重要だと話している。

 チームは5月にオサスナ(CA Osasuna)との国王杯(Copa del Rey 2022-23)決勝、マンチェスター・シティ(Manchester City)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)準決勝が待っている。

 レアル・ソシエダ(Real Sociedad)は2-1でラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)から逆転勝利を収め、来季のチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場に向けて重要な一歩を刻んだ。

 試合は後半、イシ・パラソン(Isi Palazon)のゴールでラージョが先制したが、ソシエダもその2分後にアイヘン・ムニョス(Aihen Munoz)のクロスからアレクサンダー・ソーロート(Alexander Sorloth)が同点ゴールを奪取。さらに同じような形から逆転に成功し、ムニョスのクロスに合わせたカルロス・フェルナンデス(Carlos Fernandez)のヘディングシュートが相手DFに当たり、オウンゴールとなった。

 早い時間帯の試合で5位レアル・ベティス(Real Betis)がオサスナに2-3で敗れたため、ソシエダはベティスとの勝ち点差を6に広げ、4位固めに成功している。(c)AFP/Rik Sharma