【4月23日 AFP】体操女子のシモーネ・バイルス(Simone Biles)が22日、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のジョナサン・オーウェンズ(Jonathan Owens)との結婚を発表した。

 世界選手権(FIG Artistic Gymnastics World Championships)で個人総合5回優勝、さらに2016年のリオデジャネイロ五輪でも同種目の金メダルを獲得しているバイルスは、NFLのヒューストン・テキサンズ(Houston Texans)で2019年からプレーするオーウェンズと昨年2月に婚約を発表していたが、この日ゴールインを果たし、特別な日の写真をインスタグラム(Instagram)に投稿した。

 アカウント名をシモーネ・バイルス・オーウェンズに変えたバイルスは、「これで公式にオーウェンズになった」とハートの絵文字付きでメッセージを投稿し、オーウェンズも「妻は最高の指輪を手に入れた。永遠に続く日々の最初の1日だ」とリプライをつけた。

 オーウェンズも自身のインスタグラムに、「永遠に僕の大切な人」というメッセージ付きで写真を投稿し、バイルスも「愛してる」とリプライを送った。

 バイルスはリオ五輪で個人総合に加えて団体、跳馬、ゆかの合計4個の金メダルに輝き、平均台では銅メダルを手に入れた。2021年の東京五輪でも絶対的な優勝候補と目されていたが、空中での平衡感覚を失っていることを明かし、メンタルヘルスと安全の問題からほとんどの種目で棄権。しかし団体で銀、平均台で銅メダルを獲得した。

 世界選手権では金19個を含む25個のメダルを獲得し、昨年には大統領自由勲章(Presidential Medal of Freedom)を与えられた。(c)AFP