【4月13日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は12日、準々決勝第1戦が行われ、ACミラン(AC Milan)はイスマエル・ベナセル(Ismael Bennacer)が決勝点を挙げ、1-0でナポリ(SSC Napoli)を下した。

 ホームのミランは40分、ブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)とラファエル・レオン(Rafael Leao)のコンビネーションから、最後はベナセルが今季2点目となるゴールを挙げ、イタリア勢同士の対決でわずかながらアドバンテージを手にした。

 今月初旬の直接対決続いて、セリエAで優勝がほぼ確定しているナポリから再び白星を飾ったミランは、僅差のリードを持って来週敵地で行われる第2戦を迎える。

 ナポリは74分にアンドレフランク・ザンボ・アンギサ(Andre-Frank Zambo Anguissa)が退場処分を受けると、イエローカードを受けた金ミン哉(Kim Min-jae、キム・ミンジェ)も第2戦での欠場確定した。しかし、チャンスを得ながらも得点できなかったナポリは、この日欠場したストラカーのヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)が次戦で復帰することが見込まれている。

 ミランのステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督は、残り15分で数的優位に立ちながらも追加点を奪えなかったことを嘆き、「もっと冷静になるべきだったというのが唯一の心残りだ。残念だが選手は頑張った。良いパフォーマンスをしての良い結果だし、次に期待したい」と述べた。(c)AFP