【3月27日 AFP】世界ゴルフ選手権(WGC)、デルテクノロジーズ・マッチプレー選手権(Dell Technologies Match Play 2023)は26日、米テキサス州オースティン(Austin)のオースティン・カントリークラブ(Austin Country Club、パー71)で最終日が行われ、サム・バーンズ(Sam Burns)が6アンド5でキャメロン・ヤング(Cameron Young)との米国勢対決に圧勝し、キャリア最大のタイトルを獲得した。

 午前の準決勝で、バーンズは世界ランキング1位で前回王者のスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler、米国)を21ホールで、対する昨年のツアー新人賞ヤングは、世界3位のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)を19ホールで退けて勝ち上がった。

 迎えた決勝では、世界ランキング15位のバーンズが4番からの10ホール中8ホールでバーディーを奪い、昨年の全英オープン(The 150th Open Championship)で2位に入ったヤングを一蹴して優勝賞金350万ドル(約4億5700万円)を獲得した。これでツアー通算5勝目。マッチプレー選手権初出場での初優勝は、2006年のジェフ・オギルビー(Geoff Ogilvy、オーストラリア)以来となった。

 バーンズは「とにかく1打ずついいショットを積み重ねることを心がけた」と話し、「本当にここまで頑張ってきたから、それがコースで報われてうれしい」と喜んだ。(c)AFP