【2月11日 AFP】フィギュアスケート四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2023)は10日、米コロラド州コロラドスプリングズ(Colorado Springs)で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、17歳の千葉百音(Mone Chiba)が銅メダルを獲得し、韓国勢がワンツーを飾った。

 ショートプログラム(SP)で7位につけた千葉は、FSで2位の得点をたたき出し、合計204.98点で表彰台に食い込んだ。

 優勝は韓国の李海仁(Lee Hae-in、イ・ヘイン)。ほぼ完璧な演技で今季自己最高のFS141.71点を記録し、SP6位から一気に順位を上げて合計210.84点で金メダルを獲得した。韓国女子勢の四大陸選手権制覇は2009年の金妍児(Kim Yu-na、キム・ヨナ)以来。

 一方、同胞の金芸林(Kim Ye-lim、キム・イェリム)はSPでトップに立っていたがFSは3位にとどまり、合計209.29点で惜しくも銀メダルに終わった。

 全米選手権(2023 U.S. Figure Skating Championships)を制した15歳のイザボー・レビト(Isabeau Levito)は、SPで2位発進したものの、FS直前に体調不良で棄権した。

 渡辺倫果(Rinka Watanabe)は5位、吉田陽菜(Hana Yoshida)は8位だった。

 男子シングルでは、11日のFSを前に三浦佳生(Kao Miura)が91.90点でSPトップに立ち、カナダのキーガン・メッシング(Keegan Messing)が約5点差の86.70点で2位につけている。(c)AFP