【1月15日 AFP】ウクライナ中部ドニプロ(Dnipro)の集合住宅で14日、ロシア軍のミサイル攻撃があった。当局は12人が死亡、64人が負傷したと発表した。

 ドニプロペトロウシク(Dnipropetrovsk)州知事はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)で、州都ドニプロの集合住宅にミサイルが着弾したと発表。15歳の少女を含む少なくとも12人が死亡、64人が負傷したという。負傷者には子ども7人が含まれており、最年少は3歳。26人が安否不明となっている。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は、「がれきの下に何人いるか分からない。残念ながら、時間が経過するごとに死者数は増えている」と述べた。

 一方、隣国モルドバは、ミサイルの破片が自国領内に落下したと語り、ロシアのミサイル攻撃を非難した。(c)AFP/Daria ANDRIIEVSKA