【12月12日 AFP】バドミントン、BWFワールドツアーファイナルズ(BWF World Tour Finals 2022)は11日、各種目の決勝が行われ、女子シングルスの山口茜(Akane Yamaguchi)は戴資穎(Tai Tzu-ying、タイ・ツーイン、台湾)を21-18、22-20で下し、自身2度目の最終戦制覇を果たした。

 世界選手権(TotalEnergies BWF World Championships 2022)覇者で、世界ランキング1位の山口は、4ポイントをリードして第1ゲームの終盤に突入すると、戴に2本ゲームポイントをしのがれたものの、そのまま第1ゲームを先取した。

 第2ゲームはネット際での華麗な攻防や激しいラリーの応酬となったが、山口が再び支配。戴も一瞬の輝きを見せたが、目に見えてフラストレーションを募らせ、山口がそのままストレート勝ちを収めた。

 東京五輪で銀メダルを獲得した戴は、アンフォーストエラーが目立ち、ショットの質を保ちながら山口のペースについていくことができなかった。

 男子の決勝では、世界1位のヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen、デンマーク)がアンソニー・ギンチン(Anthony Sinisuka Ginting、インドネシア)に21-13、21-14で快勝し、今季8勝目を挙げた。(c)AFP