【11月14日 AFP】英国のチャールズ国王(King Charles III)は13日、毎年恒例の戦没者追悼式典(Remembrance Sunday)に即位後初めて出席し、英国や英連邦諸国の戦没者を悼み献花した。

 9月に死去したエリザベス女王(Queen Elizabeth II)は、昨年の式典を「ぎっくり腰」のため欠席。当時は皇太子だったチャールズ国王が代理を務めた。

 今回、陸軍元帥の礼服に身を包み、君主として式典に初めて出席したチャールズ国王は、英国で戦死者への追悼を表す赤いポピー(ケシ)の造花の花輪を手向けて黙とうした。

 また、リシ・スナク(Rishi Sunak)新首相も就任後初めて出席。この日出した文書で「今年はかつてなく、自らの命を差し出して自国を守っている人々に対し感謝の念を覚える」と表明。「自由のための戦いを続けているウクライナの勇敢な兵士にも敬意を表する」よう呼び掛けた。(c)AFP