【11月4日 AFP】第51回世界体操競技選手権(51st FIG Artistic Gymnastics World Championships)は3日、英リバプールで女子個人総合決勝が行われ、東京五輪銀メダリストのレベッカ・アンドラーデ(Rebeca Andrade、ブラジル)が金メダルを獲得した。

 ブラジル人選手が世界選手権の個人総合を制すのは初で、南米選手の同種目メダル獲得は、2007年大会で銅メダルとなった同胞のジャジ・バルボサ(Jade Barbosa)以来史上2人目。

 23歳のアンドラーデは計56.899点で優勝し、米国の絶対女王シモーネ・バイルス(Simone Biles)が欠場する中、新スターとしての地位を確固たるものにした。シャイリース・ジョーンズ(Shilese Jones、米国)が計55.399点で2位、ジェシカ・ガディロバ(Jessica Gadirova、英国)が計55.199点で3位だった。(c)AFP