世界リレー広州大会が2025年に延期、世界陸上にも影響
発信地:パリ/フランス
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【11月1日 AFP】ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)は31日、来年5月に中国・広州(Guangzhou)で予定されていた世界リレー選手権(2023 World Athletics Relays)を2025年に延期すると発表した。
ワールドアスレティックスによれば、今回の決定は「現在の(新型コロナウイルスの)パンデミック(世界的な大流行)の状況」を理由に、大会組織委員会と同国陸上協会(CAA)との合意の下で下されたという。
世界リレーの延期は、来年の第19回世界陸上ブダペスト大会(World Athletics Championships Budapest 2023)における各リレー種目の出場規定に影響を与えることになる。
2024年の世界リレーの開催地は、11月30日に伊ローマで行われるワールドアスレティックス評議会の会合で決定されることになっている。
陸上の大会が中国で延期になるのはこれが初めてではなく、今年11月に揚州(Yangzhou)で予定されていた世界ハーフマラソン選手権(World Athletics Half Marathon Championships Yangzhou 2022)は中止が決まり、同国で開催されるはずだったダイヤモンドリーグ(Diamond League 2022)の2大会も新型コロナの制限により日程から削除された。(c)AFP