【10月20日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2022-23)は19日、2回戦が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はFCアウクスブルク(FC Augsburg)に先制されながらも5-2で逆転勝ちを収め、3シーズンぶりにベスト16に駒を進めた。

 9月中旬に行われたアウクスブルクとのアウェーゲームに0-1で敗れ、今季の公式戦で唯一の黒星を喫したバイエルンは、9分に左SBのマッズ・バレンティン・ペダーセン(Mads Valentin Pedersen)にゴールを許し、またしても同チームのホームで先制された。

 3年連続となる2回戦敗退もちらついたバイエルンだが、エリック・マキシム・チュポモティング(Eric Maxim Choupo-Moting)のゴールで27分に追いつくと、試合は1-1のまま後半に折り返した。

 プレッシャーが高まり、アウクスブルクサポーターが大声援を送る中、20度の優勝を誇るバイエルンはMFヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)のゴールでようやく逆転に成功。その数分後、チュポモティングが追加点を奪ったバイエルンは、ダヨ・ウパメカノ(Dayot Upamecano)のオウンゴールでアウクスブルクに1点を与えてしまうも、10代の新鋭ジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)が74分にネットを揺らした。

 後半アディショナルタイムにはアルフォンソ・デービス(Alphonso Davies)がチームの5点目をマークし、バイエルンは勝ち上がりを決定づけた。

 同日に行われた他の試合では、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が途中出場となったジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)のPKなどで2部ハノーバー96(Hannover 96)に2-0で勝利し、同じく16強入りを果たした。

 また、ウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)やVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)、SCフライブルク(SC Freiburg)も勝ち上がりを決めている。(c)AFP