【10月15日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のフランクフルト(Eintracht Frankfurt)は14日、長谷部誠(Makoto Hasebe)が12日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦で膝を負傷したため、数週間戦線を離脱すると発表した。

 フランクフルトのオリバー・グラスナー(Oliver Glasner)監督は「(長谷部が)膝の靱帯(じんたい)を損傷し、数週間離脱する。秋にはもうあまり試合に出場しなさそうだ」と述べ、チームにとってますます重要な存在となっている同選手を欠くことは「挑戦になる」と続けた。

 長谷部は、11月20日に開幕する2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)の中断期間まで離脱する可能性がある。

 フランクフルトでは長谷部以外にもDFが負傷しているが、指揮官は選手を十分に確保するのに苦労する中で、選手たちに「エゴを抑えて」、必要とされるポジションでプレーするよう求めた。

 15日のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)戦を控えて行われた記者会見でグラスナー監督は「長谷部誠に依存しないことが重要。責任を持ち、それを受け入れることが必要だ。それを選手たちには期待している」と述べた。

 38歳の長谷部はリーグ最年長選手で、これまでに定期的に休養を取っていた。その年齢にもかかわらず、フランクフルトは12日に新契約をオファーしており、今後も同クラブでプレーを続けるかどうかは選手次第だとしている。(c)AFP