【10月14日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)は13日、グループステージ第4節が各地で行われ、グループAのアーセナル(Arsenal)はボードー/グリムト(FK Bodo/Glimt)を1-0で下し、開幕3連勝をマークした。

 ブカヨ・サカ(Bukayo Saka)が前半に決めた1点を守り抜き、敵地で勝利した組首位のアーセナルは、FCチューリヒ(FC Zurich)に5-0で大勝した2位PSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)に2ポイント差、3位ボードー/グリムトに5ポイント差をつけている。アーセナルとPSVは消化試合数が一つ少ない状況となっている。

 一方、グループEのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は93分に決勝点を挙げ、オモニア・ニコシア(Omonia Nicosia)を相手に1-0で劇的な勝利を収めた。

 相手GKフランシス・ウゾホ(Francis Uzoho)に好セーブを連発され、ホームでフラストレーションをためていたユナイテッドだったが、スコット・マクトミネイ(Scott McTominay)が後半アディショナルタイムにネットを揺らした。

 ユナイテッドは、10人のFCシェリフ・ティラスポリ(FC Sheriff Tiraspol)を3-0で下した組首位のレアル・ソシエダ(Real Sociedad)を3ポイント差で追っている。開幕4連勝で勝ち上がりを決めたソシエダは11月3日にユナイテッドとのホームゲームを控えており、この一戦はどちらが決勝トーナメント1回戦にストレートで進むのかを決めるものになりそうだ。

 今大会では、各組で2位になった8チームと欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)のグループステージで3位に終わった8チームが、来年2月に決勝トーナメントプレーオフでそれぞれ対戦する。

 グループCのレアル・ベティス(Real Betis)は、ホームでASローマ(AS Roma)と1-1でドロー。今大会で初めて勝ち点を落とし、今節でのベスト16進出を逃した。

 グループBではフェネルバフチェ(Fenerbahce)がAEKラルナカFC(AEK Larnaca FC)に2-1で、レンヌ(Stade Rennes FC)がディナモ・キーウ(Dynamo Kyiv)に1-0で勝利し、それぞれ勝ち上がりを決めた。

 グループDのユニオン・サン・ジロワーズ(Union Saint-Gilloise)は、2点を先行された状態からSCブラガ(SC Braga)と3-3で引き分けたが、ベスト16進出はお預けとなった。ドイツ・ブンデスリーガ1部で首位に立つ同組のウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)は、ロビン・クノシェ(Robin Knoche)が89分にPKを決めてマルメFF(Malmo FF)に1-0で勝利。勝ち上がりの可能性をなんとかつないだ。

 グループFではフェイエノールト(Feyenoord)とFCミッティラン(FC Midtjylland)、ラツィオ(SS Lazio)とSKシュトゥルム・グラーツ(SK Sturm Graz)がそれぞれ2-2で引き分け、全4チームが勝ち点5で並んでいる。

 グループGのSCフライブルク(SC Freiburg)はアウェーでナント(FC Nantes)に4-0で快勝し、開幕4連勝となった。(c)AFP