【10月13日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)のマルクス・クレシェ(Markus Kroesche)スポーティング・ディレクター(SD)は12日、リーグ最年長となった38歳の長谷部誠(Makoto Hasebe)の現役続行については選手に全権を委ねていると明かした。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とのアウェー戦を前にクレシェSDは、同選手の現役続行については長谷部次第だと話した。

 クレシェSDはスカイ・ドイツ(Sky Germany)に対し、「われわれは話し合い、プレーし続けるかしないかは彼が決めることになった。全ては彼の手中にある」とコメント。

「マコトがもう1年プレーしたいと言えば、そのときは(われわれと)現役を続けるだろう」とし、「マコトはプロフェッショナル。経験豊富なだけでなく、自身の体のいたわり方もプロだ。非常にクレバーな選手で、経験を生かして先手を打つ。彼はチームにとって重要なスタビライザー(安定装置)なんだ」と評価した。

 2014年に加入してから、フランクフルトで272試合に出場している長谷部は、2018年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)後に代表を引退するまで日本代表として114キャップを刻んだ。(c)AFP