【9月19日 AFP】台湾東部で18日午後2時44分(日本時間同3時44分)、マグニチュード(M)6.9の地震が発生し、1人が死亡、146人が負傷した。

 米地質調査所(USGS)によると、震源地は台東(Taitung)市の北約50キロで、震源の深さは10キロ。USGSは当初M7.2としていたが、後にM6.9に引き下げた。

 台湾内政部消防署(消防庁、National Fire Agency)は、震源地に近い花蓮(Hualien)県玉里(Yuli)のセメント工場で機械が倒れ、1人が死亡したと発表した。

 玉里では少なくとも3棟の建物が倒壊。当局によると146人が負傷した。

 台湾鉄路管理局(TRA)は、同県東里(Dongli)駅の駅舎が一部倒壊し、停車中の列車が脱線したとしている。負傷者は報告されていない。(c)AFP/Amber WANG