【9月13日 AFP】イングランド・プレミアリーグのウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)は12日、チェルシー(Chelsea)やスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)で活躍したFWジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)を獲得したと発表した。契約期間は1年。

 33歳のコスタは今年1月にカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のアトレチコ・ミネイロ(Clube Atletico Mineiro)を退団し、無所属の状態が続いていた。

 ウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)では前週末、新加入のFWサーシャ・カライジッチ(Sasa Kalajdzic)がデビュー戦となったサウサンプトン(Southampton FC)戦でいきなり十字靱帯(じんたい)断裂のけがに見舞われ、新たな攻撃のオプションが必要になっていた。

 リーグ戦が開幕してからの6試合で3得点しか挙げられていないウルブスは、ここまで6ポイントで14位につけている。

 コスタはチェルシー時代、公式戦120試合に出場して59ゴールを記録し、チームを2度のリーグ優勝に導いた。しかし、キャリアを通じてピッチ上での問題行動も絶えず、2017年にイングランドを離れてからはチェルシー時代やアトレティコでの1期目のような高みには到達できていない。

 アトレティコに復帰して2年半プレーした後は2021年8月にミネイロに加入したが、インパクトを残すことはできず、今年1月に契約が切れていた。(c)AFP