【9月10日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の国葬に天皇陛下が参列される見通しであることが分かった。国内メディアが10日、報じた。

 天皇陛下は即位後初の外国訪問として訪英を予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた。

 NHKは10日、関係者の話として、女王の国葬に天皇陛下が参列される方向で宮内庁と政府の間で調整が進められていると報じた。皇后さまについても、体調を見ながら参列が検討されているという。

 毎日新聞(Mainichi Shimbun)は、天皇は原則として、国内外を問わず葬儀には参列しておらず、外国王室の葬儀には皇族が出席してきたため、今回は異例と報じている。

 国内メディアは天皇陛下が参列される可能性について、皇室と英王室の親密な関係を挙げている。

 岸田文雄(Fumio Kishida)首相も出席を検討しているとされる。(c)AFP