【8月28日 AFP】22-23ドイツ・ブンデスリーガ1部は27日、第4節の試合が行われ、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)はGKヤン・ゾマー(Yann Sommer)が1試合の最多セーブ記録を更新する活躍を見せ、相性の良いバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と1-1で引き分けた。

 バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督は、スカイ・ドイツ(Sky Germany)の試合後のインタビューでゾマーに対し、「たまには1週間くらい休んでくれてもいいんだよ」と冗談交じりにコメントした。

 ゾマーの19セーブは、集計が始まった1993-94シーズン以降で最多だった14を大きく更新した。

 ボルシアMGのダニエル・ファルケ(Daniel Farke)監督は、ゾマーの「ワールドクラスのパフォーマンス」とチームの「意志の表れ」を称賛。チームは前半終了間際にマルクス・テュラム(Marcus Thuram)の得点で先制した後、83分にリロイ・ザネ(Leroy Sane)に同点ゴールを許したが、「普通は終盤に同点ゴールを許したら落胆する。きょうは別だ」と満足感を口にした。

 首位バイエルンはこの日シャルケ04(Schalke 04)に6-1で勝利したウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)と勝ち点10で並んでいる。バイエルンとウニオンは次節、ウニオンのホームで直接対決を迎える。ボルシアMGは勝ち点8の6位につけている。

 ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は前半にフランス人FWアントニー・モデスト(Anthony Modeste)が加入後初得点をマークし、ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に1-0で競り勝った。

 RBライプツィヒ(RB Leipzig)はホームでVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)を2-0で下し、今季初勝利を挙げた。(c)AFP