【8月22日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2022)は21日、第3ステージ(ブレダからブレダ、193.5キロメートル)が行われ、ボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のサム・ベネット(Sam Bennett、アイルランド)がまたしてもゴール前のスプリント勝負を制した。

 第2ステージを制していたベネットは、ほぼ平たんなコースで行われたオランダでの最終日で、トレック・セガフレード(Trek Segafredo)のマッズ・ピーダスン(Mads Pedersen、デンマーク)を2位に、アルケア・サムシック(Arkea-Samsic)のダニエル・マクレイ(Daniel McLay、英国)を3位に抑え、ポイント賞首位を維持した。

 エドアルド・アッフィーニ(Edoardo Affini、イタリア)が総合首位に浮上し、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)勢はこの3日間で3人が赤ジャージー(マイヨ・ロホ)を手にしている。

 総合タイトルを争うとみられる選手ではユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が最上位で、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)に13秒差をつけている。

 クイックステップ・アルファビニール(Quick-Step Alpha Vinyl)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)がログリッチから14秒差、2018年大会王者でチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ(Team BikeExchange-Jayco)のサイモン・イェーツ(Simon Yates、英国)が同31秒差、ボーラのジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2022)総合王者ジェイ・ヒンドリー(Jai Hindley、オーストラリア)が同41秒差につけている。(c)AFP