【8月15日 AFP】22-23ドイツ・ブンデスリーガ1部は14日、第2節の試合が行われ、王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は19歳のMFジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)のゴールなどでVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)を2-0で下した。

 ユース年代ではイングランド代表でプレーしたものの、A代表ではドイツ代表を選択しているムシアラは、今季公式戦3試合で4ゴールを挙げるなど、ここまで鮮烈なパフォーマンスを披露し続けている。

 サディオ・マネ(Sadio Mane)の得点がオフサイドによって2度取り消されるなど、バイエルンは何度もゴールに迫っており、実際は2-0というスコア以上に差がある試合だった。

 一度はバランスを崩したものの、ペナルティーエリアの端からミドルシュートを突き刺したムシアラは、ブンデスリーガ1部での通算ゴール数が14となり、バイエルンの元会長ウリ・ヘーネス(Uli Hoeness)氏を抜き、同クラブにおける10代選手の最多得点記録を更新した。

 バイエルンは44分、ヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)がシュートを放つと、トーマス・ミュラー(Thomas Muller)が脚を伸ばしてコースを変え、得意の形で追加点をマークした。

 バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督は、ムシアラを「非常に謙虚な選手」と評した。

「彼は学び、改善することを常に望んでおり、たくましく育っている。すでに話した通り、私がすべきことがあまりない」と語ったナーゲルスマン監督は、「きょうのようなプレーができれば彼はあと数点は取れるだろう」と続けた。(c)AFP