【7月21日 AFP】ツール・ド・フランス(2022 Tour de France)は20日、第17ステージ(サンゴーダンスからペラギュード、129.7キロメートル)が行われ、UTE(UAE TEAM EMIRATES)の前年王者タデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)がステージ優勝を果たした。

 しかし、ピレネー山脈(Pyrenees)でのレースはチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)の総合首位ヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard、デンマーク)がタイム差なしで2位に入ったため、ポガチャルにとってはまたしても水を差される結果となった。

 ポガチャルはこれが今大会区間3勝目。ステージ優勝によるボーナスタイムの獲得で、ヴィンゲゴーとの差は2分18秒となった。

 しかし、この日はラファル・マイカ(Rafal Majka、ポーランド)が負傷のためステージ前に棄権し、再び強力なアシストを失ったポガチャル。UTEの選手が残り4人になる中で、「もしみんながここにいれば、彼(ヴィンゲゴー)にとってもっと難しいレースにできたはず。引き続き挑戦する」とコメントした。(c)AFP/Damian MCCALL