【6月24日 AFP】ロシアの首都モスクワ南東リャザニ(Ryazan)で24日、同国軍の輸送機が墜落し、4人が死亡、5人が負傷した。地元政府が明らかにした。

 国営タス通信(TASS)は地元政府の発表を引用し、「これまでに入ってきた情報によると、リャザニ市のミハイロフスキー(Mikhailovsky)幹線道路で墜落し、4人が死亡した」と伝えた。

 墜落したのは1960年代後半に旧ソ連で初めて製造されたイリューシン76(IL76)輸送機。地元メディアは、訓練飛行中にエンジンに問題が起こり着陸を試みたが、地面に衝突しエンジンの一部が破損したという国防省の発表を報じている。(c)AFP