【5月1日 AFP】バドミントンアジア選手権(Badminton Asia Championships 2022)は30日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードの山口茜(Akane Yamaguchi)は13-21、21-19、21-16の逆転で第4シードのプサルラ・シンドゥ(Pusarla V. Sindhu、インド)に勝利し、決勝に進出した。

 山口は決勝で、ノーシードの王祉怡(Wang Zhiyi、中国)と連覇を懸けて争う。

 山口は第1ゲームを落とし、続くゲームも11-14でリードを許す展開だったが、ここでシンドゥがサーブに時間をかけすぎたと審判に判断された。明らかに不満そうなシンドゥは抗議したが裁定は変わらず、1ポイントのペナルティーを科されると、これで集中力とリズムを失った相手に対して山口は逆転でこのゲームをものにし、続くゲームも獲得して勝利を収めた。

 準決勝のもう1試合では、世界ランキング16位の王が10-21、21-12、21-16で第2シードの安洗塋(An Se-Young、アン・セヨン、韓国)から金星を挙げた。

 男子シングルスでは、リー・ジージャ(Lee Zii Jia、マレーシア)とジョナタン・クリスティー(Jonatan Christie、インドネシア)が決勝へ駒を進めた。

 女子ダブルスでは中西貴映(Kie Nakanishi)/岩永鈴(Rin Iwanaga)組が16-21、21-15、21-19で第4シードの福島由紀(Yuki Fukushima)/廣田彩花(Sayaka Hirota)組を退け決勝に進んだ。

 混合ダブルス第2シードの渡辺勇大(Yuta Watanabe)/東野有紗(Arisa Higashino)組は決勝進出を逃している。(c)AFP