【3月3日 AFP】米国男子ゴルフツアー(US PGA Tour)は2日、人気に基づいて選手にボーナスを支給する「プレーヤー・インパクト・プログラム(PIP)」の結果を発表し、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が初代1位に輝いて800万ドル(約9億2500万円)を獲得した。

 PIPはインターネット検索や名前の入ったニュース記事数、SNSでの影響力などに基づき、総額4000万ドル(約46億3000万円)が10選手に贈られる。今回が初めての実施で、ウッズは1年以上ツアー大会から遠ざかっていたが、ボーナス獲得を果たした。

 フィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)が2位で600万ドル(約7億円)、その後はロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)、ジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)、ブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)、ジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)の順で続き、各350万ドル(約4億円)を手にした。

 ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)とブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)、世界1位のジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)、バッバ・ワトソン(Bubba Watson、米国)がそれぞれ300万ドル(約3億4700万円)を獲得した。

 ウッズは昨年2月に自動車事故を起こした影響などで、2020年11月のマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2020)を最後に実戦から遠ざかっている。(c)AFP