【2月18日 AFP】北京冬季五輪は18日、アイスホッケー男子準決勝プレーオフが行われ、フィンランドがスロバキアを2-0で下し、4大会ぶりの決勝進出を決めた。

 世界ランキング2位のフィンランドは20日、前回王者ロシア五輪委員会(ROC)とスウェーデンの勝者と金メダルを懸けて対戦する。

 サカリ・マンニネン(Sakari Manninen)が、大の字になった相手ゴーリーのパトリク・リバル(Patrik Rybar)の下を抜くシュートを決めて第1ピリオドに先制したフィンランドは、強力なスロバキアを抑え込むと、試合終了間際には無人のゴールにパックを流し込んだ。

 2006年トリノ冬季五輪での銀メダルを含め、直近4大会で三つのメダルを獲得しているフィンランドは、優勝候補の一角として長く君臨している。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって、今大会には北米アイスホッケーリーグ(NHL)の選手が参加しておらず、強豪国として知られるカナダと米国は戦力ダウンを強いられており、フィンランドが金メダルの本命に挙げられている。(c)AFP