ライコネンがコロナ陽性でオランダGP欠場 代役はクビサ
発信地:ザントフォールト/オランダ
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【9月5日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するアルファロメオ(Alfa Romeo Racing)に所属するキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が、新型コロナウイルスの検査で陽性となったため、21F1第13戦のオランダGP(Dutch Grand Prix 2021)を欠場することになった。チームと主催者が4日、発表した。
2007年に年間チャンピオンを獲得している41歳のライコネンは、今季限りでのF1引退を発表している。代役はリザーブドライバーのロベルト・クビサ(Robert Kubica)が務めることになった。
アルファロメオはツイッター(Twitter)で「キミに症状はなく、元気にしている。すぐにホテルの部屋で隔離に入っている。チームとして一刻も早い回復を祈っている」とコメントした。
主催者と国際自動車連盟(FIA)は、ライコネンの陽性が「オランダGPに広く影響することはない」と話している。
ライコネンがパドックへ戻るには検査で陰性になる必要があり、次週行われるイタリアGP(Italian Grand Prix 2021)の出場も不透明になっている。3日の夜にライコネンと夕食を取ったウィリアムズ(Williams)のヨースト・カピト(Jost Capito)代表も、今週末はパドックへ戻ることはできない。(c)AFP