【8月23日 AFP】米大リーグ(MLB)、デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)のミゲル・カブレラ(Miguel Cabrera)が、22日のトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)戦で史上28人目となる通算500本塁打を達成した。

 カブレラは6回、ブルージェイズの先発スティーブン・マッツ(Steven Matz)から同点ソロを放ち、タイガースの選手としては初の大台に到達。チームメートからの祝福を受け、敵地ロジャーズ・センター(Rogers Centre)のファンからもスタンディングオベーションが起きた。

 米国外出身選手のMLB通算500本塁打は、サミー・ソーサ(Sammy Sosa)、ラファエル・パルメイロ(Rafael Palmeiro)、マニー・ラミレス(Manny Ramirez)、アルバート・プホルス(Albert Pujols)、デビッド・オーティス(David Ortiz)に次いで史上6人目で、ベネズエラ出身選手としては初となった。

 またカブレラは、この本塁打で通算2955安打としており、過去6人しか達成していない通算500本塁打、3000安打というさらなる金字塔に前進している。同一シーズンで達成すれば史上初となるが、タイガースは今季残り36試合となっており、その可能性は低いとみられる。

 試合は延長11回の末に5-3でタイガースが勝利した。(c)AFP