【6月23日 CGTN Japanese】中国は22日、輸出用新型コロナウイルスワクチンのリストを公開しました。リストに載せられたコビロ(COVILO)、コロナバック(CoronaVac)など4種類のワクチンはいずれも中国国内で使用されており、うち2種類は世界保健機関(WHO)から緊急使用の承認を受けています。

 中国商務部外貿司の李興乾(Li Xingqian)司長は同日、「リストに記載されたワクチンの生産企業が自ら輸出を手配することを支持する。これらが企業が増産に精力を集中させ、市場の安定化に貢献することを期待する」と述べた上で、「各国、とりわけ発展途上国がワクチンを利用でき、負担にも耐えられるようになることを望んでいる」と述べました。

 李司長はさらに、商務部の取り組みについて「中国からワクチンを購入する各国に引き続き支援と協力を提供していく。実際の行動をもって、ワクチンが世界の公共財になることに貢献する」と説明しました。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News