【5月21日 AFP】20-21NBAは20日、各地でプレーオフ進出を決めるプレーイン・トーナメントが行われ、八村塁(Rui Hachimura)が18得点を記録したワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)は142-115でインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)に大勝し、イースタンカンファレンス第8シードでプレーオフ進出を決めた。

 ウィザーズはブラッドリー・ビール(Bradley Beal)が25得点、ラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)が18得点、15アシスト、8リバウンドの活躍をみせるなど、本来の調子を取り戻して合計43得点を記録した。特に第2クオーターには連続16得点で相手を圧倒する強さを見せつけ、イーストにおける最後のプレーオフ出場権を手に入れた。

 18日に行われたプレーイン・トーナメントの初戦で、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)に100-118の悔しい敗戦を喫していたウィザーズのスコット・ブルックス(Scott Brooks)ヘッドコーチ(HC)は、「自分たちのチームに興奮している」と喜び、「チームが調子を取り戻してくれると分かっていたし、両サイドで見せた選手たちのプレーに満足している」とコメントした。

 ウィザーズがポストシーズンに進出するのは、1回戦でトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)に敗れた2017-2018シーズン以来となる。第1シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)に挑むプレーオフ1回戦は、23日にシリーズ初戦が行われる。

 一方、敗れたペイサーズは、プレーオフの連続出場が5シーズンで止まった。(c)AFP