【4月14日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2021)は13日、シングルス1回戦と2回戦が行われ、大会第4シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は6-3、6-4でアスラン・カラツェフ(Aslan Karatsev、ロシア)に快勝し、16強に入った。

 1回戦はシードだったため、2回戦からの登場となったチチパスは、32本という相手のアンフォーストエラーの多さも突きながら、世界ランキング29位の相手をわずか1時間24分で退けた。次は第16シードのクリスティアン・ガリン(Cristian Garin、チリ)か、ジョン・ミルマン(John Millman、オーストラリア)の勝者と対戦する。

 イタリアの新星ヤニック・シナー(Jannik Sinner)は6-3、6-4のストレートでアルベルト・ラモス・ビノラス(Albert Ramos-Vinolas、スペイン)を退けて1回戦を突破し、次はノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に挑戦することになった。

 マイアミ・オープン(Miami Open 2021)で決勝に進出し、世界ランキングも22位まで上げてきたシナーは、初対決となるジョコビッチ戦について「もちろん、ゲームプランは考える」と話した。

「誰が相手かは分かっている。当たり前だが、こちらからすれば厳しい試合になる。相手のことをあまりよく知らないからね。テレビでは何度も試合を見たけど、実際に対戦するのはわけが違う。試合を楽しみにしている」 (c)AFP