【3月25日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は24日、ジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)前会長とジェローム・バルク(Jerome Valcke)元事務局長に対し、新たに6年8か月の活動停止処分と罰金100万スイス・フラン(約1億1600万円)を追加で科したと発表した。

 新たな処分は現在の処分が明けてから有効となるため、ブラッター氏は今年10月から、バルク氏は2025年10月から適用される。

 FIFAは、ブラッター氏とバルク氏は「立場を乱用」して「贈答品やその他の利益を提供したり、受け取ったり」して倫理規定に違反したため、追加処分を科したとしている。

 ブラッター氏は、2028年まで活動停止となる今回の追加処分は「青天のへきれきであり、つらく、理解できない」ものだと非難。両氏は追加処分に関してスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てを行うことができる。(c)AFP