■「駄目だ、イブラ。私が運転する」

 オートバイに乗っていたフランコ(Franco)と名乗るこの人物は5日、ラジオ・モンテカルロ(Radio Monte Carlo)に対し、イブラヒモビッチは60キロ以上先にあるサンレモまで、自身でバイクを運転したがっていたと話した。

「帰宅途中に渋滞につかまっていたら、黒いバンが見えた。2人のうちの1人はイブラヒモビッチに似ていた。だから『いや、あれはイブラだ!』と思った」

「運転手が窓を下ろすと『サンレモまで連れて行ってくれるかイブラが聞いている』と聞かれたから、『もちろん連れて行く! 問題ない』と答えた」

「サドルの下にヘルメットが一つあった。妻に電話をかけ、イブラヒモビッチをサンレモに連れて行くことになったと伝えたが、彼女は私のことを信じなかった」

「私はサンデーライダーで、オートバイでその高速道路を通ったことがなかった。彼は自分で運転したがっていたが、彼に『駄目だ、イブラ。私が運転する』と言った」

「私はACミランのファンでもある。彼は自分のユニホームを送ってくれると約束してくれたよ」 (c)AFP