【1月8日 AFP】ラグビー元アイルランド代表主将のポール・オコンネル(Paul O'Connell)氏が、同代表のフォワードコーチに就任した。

 現役時代はロックとしてアイルランド代表通算108キャップを記録した41歳のオコンネル氏は、サイモン・イースタービー(Simon Easterby)氏に代わってフォワードコーチとなり、イースタービー氏はディフェンス面の指導に専念する。

 アンディ・ファレル(Andy Farrell)ヘッドコーチ(HC)が率いるアイルランド代表は、シックスネーションズ(Six Nations Rugby 2021)に向けた準備を進めている。

 昨年は結果的に優勝したイングランドと大きな成長を見せたフランスに敗れ3位に終わり、ファレルHCは不本意な前回大会から改善するプレッシャーにさらされている。

 2月7日に予定されているウェールズとの開幕戦に向けた調整が続く中、オコンネル氏にとっては不調のラインアウトの改善が主な課題の一つとなる。

 ファレルHCは「ポールは豊富なラグビー知識をもたらしてくれる。そしてフォワードコーチとして、ラインアウトを含めたフォワードの責任者になる」とコメントし、「チーム内で大きな声を持つ強力なリーダーになってくれるだろう」と期待した。(c)AFP