【8月17日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間16日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は76万6228人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2150万350人の感染が確認され、少なくとも1320万5100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 15日には世界全体で新たに5663人の死亡と26万4102人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1105人。次いでインド(944人)、ブラジル(709人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに16万9489人が死亡、536万1613人が感染し、少なくとも181万8527人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は10万7232人、感染者数は331万7096人。以降はメキシコ(死者5万6543人、感染者51万7714人)、インド(死者4万9980人、感染者258万9682人)、英国(死者4万1361人、感染者31万7379人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの86人。次いでペルー(79人)、スペイン(61人)、英国(61人)、イタリア(59人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4808人、回復者数は7万9519人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が24万71人(感染611万1270人)、欧州が21万374人(感染350万9567人)、米国・カナダが17万8549人(感染548万3457人)、アジアが7万9406人(感染394万731人)、中東が3万2068人(感染131万9087人)、アフリカが2万5331人(感染111万768人)、オセアニアが429人(感染2万5476人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP