【7月1日 AFP】中国サッカー協会(CFA)は1日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で開幕が延期になっている同国スーパーリーグ(1部)を、25日にスタートさせると発表した。

 CFAによれば、同リーグは16チームを二つのグループに分け、試合は北東部の大連(Dalian)と上海の近くにある蘇州(Suzhou)の2都市で行われるという。

 約5か月遅れとなるスーパーリーグの開幕は、中国スポーツ界にとって大きな後押しであり、パンデミックになる前の昨年末に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が発生した同国において、生活が正常な状態に戻る新たな兆候となった。

 また、リーグは「国の感染症予防策の要件を厳重に順守」すると、CFAは明かしている。

 ここ数年、世界トップクラスの給料を提示することで一流選手や大物監督を集め、国際的にも関心を集めていた同リーグは、当初2月22日に開幕する予定だった。

 しかし1月には無期限での延期が決まっており、世界で最も早くに新型ウイルスの犠牲を強いられたスポーツ大会の一つとなった。(c)AFP