【6月19日 AFP】イラン海軍は18日、新型巡航ミサイルの発射実験を行ったと発表した。イランでは先月10日、ミサイル実験で同国戦艦が誤射されて兵士19人が死亡する事故が起きており、同様の軍事演習はそれ以来初となる。

 イラン軍はオマーン湾(Gulf of Oman)で行われた試射の画像をウェブサイトに掲載。画像には軍艦やトラックの後方部からミサイルが発射される様子や、沖合の船が爆発する様子が写っていた。声明によると短距離および長距離ミサイルが試射された。

 タスニム(Tasnim)通信によると、先月の事故では、戦艦がミサイルを別の戦艦に誤射したという。

 映像は国営イラン放送(IRIB) 傘下のニュースチャンネルIRINNが報じたもの、18日公開。(c)AFP