【4月14日 AFP】血漿(けっしょう)による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療について、図解でまとめた。

 この療法では、新型コロナウイルス感染症から回復した患者から抗体を採取し、他の患者を治療できる可能性があるとされている。

 抗体を含む血清を同じ疾患の患者に投与し、免疫力を高める治療法は1930年代に開始された。

 新型コロナ感染症に対する血漿治療法は、予備的研究では有望視されているが、その効果はまだ証明されていない。

 中国では新型コロナ感染症の治療に使用され、成人重症患者10人の検証で有望な結果が出たとされている。

 血漿投与が有効な感染症には、ポリオ、エボラ出血熱、はしか、2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)などがある。(c)AFP