【4月9日 AFP】ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)は8日、米オレゴン州ユージーン(Eugene)で来年行われるはずだった第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 21)の開催日程が、2022年7月15日から24日に決まったと発表した。これにより、コモンウェルスゲームズ(Commonwealth Games、英連邦競技大会)と日程がぶつかることはなくなった。

 世界陸連は前月、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって1年の延期になった東京五輪に対応するため、当初来年の8月6日から15日に開催される予定だった世界陸上を2022年に移すと明かしていた。

 世界陸連は発表文の中で「2022年7月から8月に英バーミンガム(Birmingham)で開催予定のコモンウェルスゲームズと、独ミュンヘン(Munich)での欧州選手権(2022 European Athletics Championships)という主要2大会の主催者を含む陸上競技界の利害関係者と幅広い議論を行った結果、評議会は今週新たな開催時期を承認した」と記した。

「新日程はこれらのいかなる主要大会とも直接重なることはなく、慎重に計画を立てることで、選手は世界レベルの大会に三つまで出場できるようになった」 (c)AFP