【1月18日 AFP】テニス、ASBクラシック(2020 ASB Classic)は18日、男子シングルス決勝が行われ、ウゴ・アンベール(Ugo Humbert、フランス)が7-6(7-2)、3-6、7-6(7-5)で大会第5シードのブノワ・ペール(Benoit Paire、フランス)を下し、ツアー初優勝を飾った。

 21歳のアンベールは、スリリングな展開のフルセットマッチで同胞のペールをタイブレークの末に下し、自身初のタイトルを手にした。

 今大会全4試合で3セットの戦いを制していた世界ランク24位のペールに対し、同57位のアンベールは初戦以外はすべてストレート勝ちを収め、第2シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)や第4シードのジョン・イズナー(John Isner、米国)を退けていた。

 過去1度だけあった直接対決では、ペールが1セットダウンから巻き返して勝利を挙げていたが、拮抗(きっこう)した決勝戦でアンベールは同じ過ちを犯すことはなかった。(c)AFP