【12月2日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは1日、第14節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は下位に沈むノリッジ・シティ(Norwich City)と2-2で引き分けた。

 ディフェンスの問題がまたしても露呈したアーセナルのフレドリク・リュングベリ(Fredrik Ljungberg)暫定監督は、自身が何に取り組まなければならないかは明らかだと述べた。

 テーム・プッキ(Teemu Pukki)とトッド・キャントウェル(Todd Cantwell)にゴールを決められ、ノリッジに2度のリードを許したアーセナルだったが、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が2ゴールを挙げ、リュングベリ暫定監督は初陣での黒星を免れた。

 アーセナルが敵地から勝ち点1を持ち帰ることができたのは、ケニー・マクリーン(Kenny McLean)やプッキ、エミリアーノ・ブエンディア(Emiliano Buendia)のシュートを見事に防いだGKベルント・レノ(Bernd Leno)の活躍のおかげでもあった。

 リュングベリ暫定監督は、「何に取り組む必要があるのかは明らか」「切り替えの部分を修正しなければならない。試合を支配したが、いとも簡単にゴールをこじ開けられた」とコメントした。

 アーセナルは先月29日、公式戦7試合未勝利となり、リーグ戦でトップ4争いから後れを取ったことでウナイ・エメリ(Unai Emery)前監督を解任していた。

 ノリッジと引き分けていまだに4位と勝ち点7差の8位となっているものの、リュングベリ暫定監督は自身がその差を埋めることに貢献できると確信している。

「トップ4入りは100パーセント達成可能だ」「最初はトレーニングで取り組んだ多くのことが見られたが、ゴールを決めてリードを奪わねばならない」

「私はこのクラブに良い働きを見せてほしい。重要なのは勝つことだけ。勝利したかったから残念だが、ポジティブな点もいくつかあった」 (c)AFP