【10月3日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)は2日、グループF第2節が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はホームでルイス・スアレス(Luis Suarez)が2ゴールを挙げ、インテル(Inter Milan)に2-1で逆転勝利した。

 ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)がゴールを奪って3分に先制したインテルは、敵地カンプ・ノウ(Camp Nou)で歴史的な勝利をもぎ取るかに思われた。

 しかし、スアレスが60分前に華麗なボレーシュートを突き刺すと、復帰戦となったリオネル・メッシ(Lionel Messi)のお膳立てから84分にも再びゴールを決め、バルセロナが勝利をつかんだ。

 両チームは12月にインテルの本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で再戦することになっており、決勝トーナメントに進出するチームを決める一戦になる可能性もある。

 スアレスは「大きな3ポイント」とコメントした。「センターフォワードであれば、いつだって得点とアシストでチームを助けようとするもの。うまくいかないときもあるけど、いつも懸命にプレーしている。困難なときも諦めてはいけない」

 一方、インテルを率いるアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は、「より良い結果にふさわしかったから、悔しさが残る。それでもバルサを祝福したい。スター選手(スアレスとメッシ)が試合の形勢を変えた」と語った。

 同組の他の試合では、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)がアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)の2ゴールでスラビア・プラハ(Slavia Prague)に2-0で勝利。グループFでは2試合を終え、4ポイントのドルトムントが得失点差でバルセロナを抑え首位に立っている。(c)AFP