【9月8日 AFP】米大リーグ機構(MLB)は7日、ミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)のマイケル・ピネダ(Michael Pineda)投手に対し、ドーピング検査で禁止薬物の利尿薬に陽性反応を示したとして60試合の出場停止処分を科した。

 ピネダの検体が陽性反応を示したのはヒドロクロロチアジド(hydrochlorothiazide)。ヒドロクロロチアジドは運動能力向上薬の使用を隠すことができるため、禁止されている。

 処分は即時適用で、ピネダの2019年シーズンは終了となった。また、ポストシーズンの全試合にも出場できない。

 地元紙スター・トリビューン(Star Tribune)によると、ピネダには当初80試合の出場停止処分が科されていたが、異議申し立てを経て60試合に軽減された。報道によれば、ピネダは体重管理のために使った製品の中に禁止薬物が含まれていたと主張したという。

 トミー・ジョン(Tommy John)手術から復帰したピネダは、今季11勝5敗、防御率4.01の成績を残しており、今回の離脱はツインズにとって痛手となる。(c)AFP