【9月1日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は31日、第3節の試合が行われ、昇格組のウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)が3-1で昨季2位のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に勝利。一方、王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は6-1でマインツ05(Mainz 05)に大勝した。

 ドルトムントが3連勝を飾ってリーグ首位に立つだろうという大方の予想の中で、試合はスタジアムの熱気と蒸し暑いコンディションに苦しむドルトムントを尻目にウニオンが22分、マリウス・ビュルター(Marius Buelter)のクラブ史上初となる1部ホームゲームでのゴールで先制した。

 これで目が覚めたドルトムントも、失点のわずか2分後にパコ・アルカセル(Francisco 'Paco' Alcacer Garcia)の得点で追いつくと、その後は前半終了までボールを圧倒的に保持して相手を押し込み、逆転ゴールを決めるのは時間の問題かに思われた。

 ところが、ウニオンは相手GKの弾いたボールからビュルターが2点目を決めて勝ち越すと、75分にはセバスティアン・アンデション(Sebastian Andersson)が3点目のゴールを挙げ、浮き沈みの激しいクラブ史でおそらく最も重要な、1部初勝利を飾った。

 バイエルンは新戦力のイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)にも加入後初ゴールが生まれ、ホームでマインツを容赦なく粉砕した。

 ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)は3節で早くも6ゴール目を記録。他にはベンジャミン・パヴァール(Benjamin Pavard)、ダビド・アラバ(Benjamin Pavard)、キングスレイ・コマン(Kingsley Coman)、アルフォンソ・デービス(Alphonso Davies)がネットを揺らした。

 ブンデスリーガ1部は、3節を終えて開幕3連勝を飾ったRBライプツィヒ(RB Leipzig)が首位に立ち、バイエルンなど3チームが勝ち点2差でこれを追っている。(c)AFP/Daniel WIGHTON