【8月24日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は23日、第2節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は19歳のジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)の活躍などでケルン(1. FC Cologne)に3-1で逆転勝ちし、開幕から連勝を飾った。

 イングランド代表のサンチョはチームを救う値千金の同点弾を決めると、終了間際のアディショナルタイムにはチーム3点目のアシストを記録し、ドルトムントの終盤の逆転劇をけん引した。

 ケルンは昇格後初のホームゲームで序盤から攻勢を仕掛けると、29分にはコーナーキックからファーサイドにいたドミニク・ドレクスラー(Dominick Drexler)のヘディングシュートで先制に成功した。

 ホームで行われたFCアウクスブルク(FC Augsburg)との開幕戦では5-1の大勝を収め、タイトル獲得へ向けて好スタートを切っていたドルトムントは対照的に低調で、70分にサンチョが均衡を破るまでは新加入の相手DF陣に抑え込まれた。

 それでもドルトムントは86分、サンチョらを起点に最後はアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)が至近距離からヘディングで押し込み勝ち越し。アディショナルタイム終盤には、サンチョがカウンターから一気に持ち上がってパコ・アルカセル(Francisco 'Paco' Alcacer Garcia)のダメ押しゴールをお膳立てし、同点を目指したケルンを振り切った。(c)AFP