3戦ぶり勝利のリバプールが首位返り咲き、好調マンUは4位浮上
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【2月10日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは9日、第26節の試合が行われ、各地で飛行機事故で死亡したエミリアーノ・サラ(Emiliano Sala)選手に黙とうがささげられた。ボーンマス(AFC Bournemouth)を3-0で下し3試合ぶりの勝利を収めたリバプール(Liverpool FC)が首位に返り咲いている。
本拠地アンフィールド(Anfield)にボーンマスを迎えたリバプールは、サディオ・マネ(Sadio Mane)とジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)のゴールで2点をリードして前半を折り返すと、48分にはモハメド・サラー(Mohamed Salah)が勝利を決定づける3点目を挙げた。
リバプールは勝ち点で並んでいたマンチェスター・シティ(Manchester City)に3ポイント差をつけた。王者シティは10日にホームでチェルシー(Chelsea)と対戦する。
レスター・シティ(Leicester City)戦、ウェストハム(West Ham)戦と2試合続けて1-1の引き分けに終わり勝ち点を取りこぼしていたリバプールは、29年ぶりのリーグ優勝を目指す中で平常心を失っていると指摘されていた。
リバプールを率いるユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、「チームはここ2、3試合のパフォーマンスに納得していなかった。自分たちが目指す説得力のあるプレーが必要とされていた」とコメントしている。
オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)暫定監督の下で復活を果たしたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は、フラム(Fulham)に3-0で快勝した。
ポール・ポグバ(Paul Pogba)のPKを含む2得点とアントニー・マルシアル(Anthony Martial)のゴールで3点を奪ったユナイテッドは、スールシャール暫定監督の就任後の11試合で10勝目を挙げている。
ユナイテッドは暫定ながら来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)の出場権が与えられる4位に浮上。チェルシーがシティに勝てばその座を奪い返されることになるが、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)前監督が解任された昨年12月の段階では4位との差は11ポイントだった。
スールシャール暫定監督は試合後、「まだ多くの試合が残っているが、トップ4にとどまりたいね」とコメントしている。
アーセナル(Arsenal)は最下位ハダーズフィールド・タウン(Huddersfield Town)に敵地で苦戦したものの2-1で勝利した。アレックス・イウォビ(Alex Iwobi)とアレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)のゴールで前半に2点を奪ったアーセナルは、後半アディショナルタイムにセアド・コラシナツ(Sead Kolasinac)のオウンゴールで1点差に迫られたが逃げ切った。(c)AFP/Julian GUYER