【1月20日 AFP】18-19フランス・リーグ1は19日、第21節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)とエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)がハットトリックを記録するなど、9-0で最下位ギャンガン(En Avant de Guingamp)を下した。

 リーグ首位をひた走るPSGは、ホームのリーグ戦でクラブ史上最大得点差の勝利を飾り、フランスリーグ杯(French League Cup 2018-19)で6連覇の夢を絶たれたギャンガンにリベンジを果たした。

 PSGのこれまでのリーグ戦最大得点差勝利は、1年前のディジョン(Dijon FCO)戦での8-0だった。しかし、1994年のフランス杯(French Cup)で記録したコート・ショーデ(Cote Chaude)戦での10-0にはわずかに届かなかった。

 PSGは2試合消化が少ないながらも2位のリール(Lille OSC)に勝ち点13差をつけており、19試合で勝ち点を落としたのはわずかに4で、リーグ戦無敗を目指している。

 エムバペ、カヴァーニに加えてネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)も2得点を挙げており、スリートップの今季公式戦での合計ゴール数は58に伸びた。また、エムバペはリーグ戦出場14試合ながらも得点数を17に伸ばし、得点王争いでリードを広げている。

 一方でPSGのトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、途中交代を余儀なくされたマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)について「重傷」と語り、同選手は来月に控えるマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)決勝トーナメント1回戦への出場が厳しくなっている。

「数週間欠場する可能性はある。マルコの負傷で全てが変わる。マルコ無しでプレーするのはまったく別物だ。(けがは)深刻だと思う。厳しい」 (c)AFP/Jed Court