【1月19日 AFP】サッカーイラン代表のカルロス・ケイロス(Carlos Queiroz)監督は18日、現在行われている第17回アジアカップ(2019 AFC Asian Cup)の終了後にコロンビア代表指揮官に就任することをオファーされたのは、「光栄なこと」であるという認識を示した。その一方で、自分にはイランにとって40年ぶりとなるアジアカップ制覇の仕事が残っていると強調した。

 ポルトガル出身で65歳のケイロス監督は、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)で指揮を執った経歴を持ち、昨年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)では、イランをあと一歩で決勝トーナメント進出に導く手腕を発揮した。

 イラン代表指揮官として波瀾(はらん)万丈の8年間を過ごしてきたケイロス監督は、今週末に行われるオマーンとの決勝トーナメント1回戦を控えてAFPのインタビューに応じ、「コロンビアが私に興味と信頼を示してくれたことは間違いない」と語った。

「コロンビアは優秀な選手がそろっている素晴らしいチームで、FIFAランキングも(12位で)高く、超一流であり、私にとっては光栄なことで非常に誇りに思う」「しかし、現在の私はイランに責任を負っている。アジアカップが終わったら、コロンビアからの招へいについて考えるつもりだ」 (c)AFP/Alastair HIMMER