【1月8日 CNS】華為技術(ファーウェイ、Huawei)の郭平(Guo Ping)輪番会長は、2018年のファーウェイの売り上げ見込みは前年同期比21%増1085億ドル(約11兆7500億円)であることを明らかにした。昨年12月27日に発表した2019年の新年あいさつ「艱難(かんなん)辛苦経ずして成功無し」と題する文書の中で言及した。

 郭会長によると、同社は世界のトップ通信会社26社と5Gの商業契約を結び、1万余の5Gベースステーションを世界160都市に納入した。世界の「トップ500」企業の中で、211社がデジタル化のビジネスパートナーとしてファーウェイを選択した。スマートフォンの出荷台数は2億台を超え、PCビジネスとIoT(モノのインターネット)スマート家電も喜ばしい成果を上げたとしている。

「経営実績はお客様の我々に対する真の評価であり、我々に対する疑いや排斥への有力な回答だ」と郭会長は主張する。「ファーウェイの製品とソリューションはすでに世界の170余りの国でユーザーの信頼を獲得し、インターネットの安全記録を更新してきた。インターネットに脅威を与えることは過去もなかったし、将来も脅威にはなることはない。我々は最も厳しい基準で自分を律し、インターネットの安全とプライバシーの保護を社是としている」と語っている。

 同文書によると、ファーウェイは380の業界組織に参加し、300を超える重要な職位を担い、毎年提出する提案は6000を数え、無線、光通信、データ通信などなどの分野で最先端の地位にあるとしている。「ファーウェイが参加しない5Gのマーケットは、スターのいないNBAみたいなもの。最高レベルにはならない」と述べている。(c)CNS/JCM/AFPBB News